会計士のデイトレ修行:チャートを学ぶpart1(上昇フラッグ)

チャート分析

こんにちは!
会計士のくせに会計情報を使わないデイトレ初心者「TOREKATSU」です。

今日は2024年7月9日の取引結果での気付き事項を報告します。
デイトレードに興味がある方や、これから始めたいと思っている方にとって参考になればうれしいです。

今日の学び(チャートパターン)

今日学んだチャートパターンの概要

初心者なので、複数のサイトから調べたチャートパターンのうち、予測可能性が高いものを学ぶことにしました。

チャートパターン 特徴 判断のポイント 出現頻度 傾向の強さ
上昇フラッグ 上昇トレンド中に、価格が平行なライン内で下向きに動く 上向きにブレイクしたら買いシグナル 高頻度 中程度
下降フラッグ

下降トレンド中に、価格が平行なライン内で上向きに動く
(実際のチャートでの出現事例はコチラ

下向きにブレイクしたら売りシグナル 高頻度 中程度

7月9日のデイトレ結果でのチャート

取引で損失確定したときのチャートパターンと反省

上記のチャートで、次のような思考で取引しました(失敗例)。
(チャートは楽天証券のマーケットスピード2です。まだ使い始めですが便利な気がします。)

1.チャートの波の形で、感覚的に上がると予想
2.予想に反して下がったら即損切

あとで補助線を引いてみると、上と下の抵抗線ぽいものがあることがわかりました。
そのレンジで、利確や損切の価格を決めて望めば、上がった、下がったに感情が揺さぶられることなく、落ち着いて取引できる気がしました。

約定日 時刻 コード 銘柄名 取引 売買 数量(株) 約定単価(円) 約定代金(円)
2024/7/9 12:57 5246 ELEMENTS 信用新規 買建 100 1804.8 ▲180,480
2024/7/9 12:57 5246 ELEMENTS 信用新規 買建 100 1805 ▲180,500
2024/7/9 12:58 5246 ELEMENTS 信用返済 売埋 100 1799.3 179,930
2024/7/9 12:58 5246 ELEMENTS 信用返済 売埋 100 1799.1 179,910
2024/7/9 13:00 5246 ELEMENTS 信用新規 買建 200 1820 ▲364,000
2024/7/9 13:02 5246 ELEMENTS 信用返済 売埋 200 1809 361,800
反省を活かしてチャート(上昇フラグ)を活用した取引

次は、今日一日で10回以上の損失を出し、初めてチャートを使えた気がした取引です。

上の失敗例との違いは下記です。
①チャートの補助線を利確、損切の目安としたことで、損切の許容ラインが明確となった。
②損切ラインが明確なため、価格が上下しても補助線の範囲内では精神が楽。
③線を引くと、なんとなく法則性が実在するような気がして、価格上昇に自信を持てる。

約定日 時刻 コード 銘柄名 取引 売買 数量(株) 約定単価(円) 約定代金(円)
2024/7/9 13:06 7013 IHI 信用新規 買建 100 5528.5 ▲552,850
2024/7/9 13:21 7013 IHI 信用返済 売埋 100 5563.4 556,340

下記は、当該取引時のチャートです。
画像の赤い線(右上がりの線)を損切ラインとしました。
最上段の赤い線を抜けたら利確のタイミングを計ろうと決めました。
無事、上の赤い線を抜けてくれたため、利益を獲得できました。

このような形状を「上昇フラッグ」というそうです。

上昇フラッグとは
上昇フラッグの基本概念

上昇フラッグは、強い上昇トレンドの後に現れる一時的な価格の調整期間を表します。この調整期間では、価格が旗のような形状を描きながら、上昇トレンドラインの範囲内で徐々に下落します。その後、再び強い上昇トレンドが続くことが期待されます。

判定のポイント

上昇フラッグを正しく判定するためには、以下のポイントに注意する必要があるようです。

  1. 急激な上昇トレンドの確認

    • フラッグの形成前に、急激で明確な上昇トレンドが存在することを確認します。この上昇トレンドは、強力な買い圧力を示します。
  2. フラッグの形状

    • フラッグは、一般的に平行なサポートラインとレジスタンスラインに囲まれた、短期間の下落トレンドを形成します。この形状が旗のポールに対して斜めに降りる形になることが典型的です。
  3. 出来高の変化

    • フラッグの形成期間中は、出来高が徐々に減少する傾向があります。しかし、フラッグのブレイクアウト時には、再び出来高が増加します。これは、トレンドの継続を裏付ける重要な指標です。
  4. ブレイクアウトの確認

    • フラッグの上方ブレイクアウトが発生した場合、再び強い上昇トレンドに戻ると判断されます。このブレイクアウトは、フラッグのレジスタンスラインを超える価格動きとして現れます。
  5. ターゲット価格の設定

    • フラッグのブレイクアウト後のターゲット価格は、フラッグ形成前のポール部分の長さを基準に設定します。
      この長さをブレイクアウトポイントに加算することで、次のターゲット価格を予測します。
上昇フラッグのまとめ

上昇フラッグは、テクニカル分析における強力なトレンド継続パターンの一つです。
正しく判定するためには、急激な上昇トレンドの確認、フラッグの形状、出来高の変化、ブレイクアウトの確認、そしてターゲット価格の設定に注意することが重要な模様です。
これらのポイントを押さえて、上昇フラッグを有効に活用したいと思います。

今日の学び まとめ

1.チャートパターンを学ぶ
2.出現頻度が高いもの、法則性が強いものから優先で学ぶ
3.実際のチャートで、補助線を引いて取り組むことで、感情に左右されない利確、損切ができた

最後に

デイトレードはリスクも大きいですが、日々の学びと改善が重要です。この記事が皆様のトレードの参考になれば幸いです。これからも日々の取引結果を報告していきますので、よろしくお願いいたします。


次回も頑張っていきましょう!

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