会計士のデイトレ修行:チャートを学ぶPart2(下降フラッグ、ダブルトップ)

チャート分析

こんにちは!
会計士のくせに会計情報を使わないデイトレ初心者「TOREKATSU」です。

今日は次の内容をお届けします。
・2024年7月17日に実施したチャートパターンの予想と結果
・予想と結果が、今日の取引結果へどのように役立ったか

このブログでは、デイトレードに興味がある方や、これから始めたいと思っている方にとって失敗事例などの実体験をお届けします。

アシックスでのチャートパターン予想と結果(下降フラッグ)

下記画像は楽天証券さんのマーケットスピードⅡ(https://marketspeed.jp/ms2/)のチャート画面です。
左が予想時点、右が時間経過後の値動きの結果です。

予想の目的

アシックスは今日の監視銘柄だったので、エントリーするかどうかの参考にしようと予想をおこないました。

まずはトレンドを確認するため、高値を結んだラインと安値を結んだラインを引いてみました。

両ラインは平行で右上がりでした。

大きく下げた後、高値のラインと安値のラインが平行で右上がりという形だった
チャートパターンでいうと「下降フラッグ」になりそうだなという予想でした。

結果は、下落のタイミングにズレはあったものの、株価は下落していたので、
チャートパターンは参考になると感じました。

今日の取引結果へどのように役立てたか

チャートでは株価がじわじわと上昇傾向であったため、買いたい感情がありました。
チャートパターンで検討した結果、このあと下降トレンドになると思ったため、
エントリーを回避でき、損失を回避できました。

コージンバイオでのチャートパターン予想と結果(ダブルトップ)

朝9時頃にコージンバイオで利益が獲れたこと、日足で上昇トレンドであったことから、
「この後もまだ上がるのでは?」という思考でいました。

ただ、昨日(2024/7/17)、雑にエントリーしまくった結果、損切祭りになってしまった苦い経験をしました。
今日は、一度冷静にチャートパターンに当てはめて検討することにしました。
下記の通り補助線を引いてみると、二つの高値が同じほぼ高さであったことから、
チャートパターンでいう「ダブル・トップ」と呼ばれる型に見えました。

今日の取引結果へどのように役立てたか

朝の成功体験と日足のトレンドから、まだ上がると願っていましたが、
チャートパターンに当てはめたおかげで、この後数十分は下がるという予想ができ、
エントリーを回避でき、損失を回避できました。

下降フラッグとは?判定のポイント

下降フラッグについて勉強した内容をシェアしたいと思います。下降フラッグは、テクニカル分析で使用されるチャートパターンの一つで、トレンドの継続を示唆することが多いです。判定のポイントを以下の表にまとめて説明します。

下降フラッグの基本概念

下降フラッグは、強い下落トレンドの後に現れる一時的な価格の調整期間を表します。この調整期間では、価格が旗のような形状を描きながら、下降トレンドラインの範囲内で徐々に上昇します。その後、再び強い下落トレンドが続くことが期待されます。

判定のポイント

タイトル 判定内容
急激な下落トレンドの確認 フラッグの形成前に急激で明確な下落トレンドが存在することを確認します。この下落トレンドは、強力な売り圧力を示します。
フラッグの形状 フラッグは、一般的に平行なサポートラインとレジスタンスラインに囲まれた、短期間の上昇トレンドを形成します。この形状が旗のポールに対して斜めに上る形になることが典型的です。
出来高の変化 フラッグの形成期間中は、出来高が徐々に減少する傾向があります。しかし、フラッグのブレイクアウト時には、再び出来高が増加します。これは、トレンドの継続を裏付ける重要な指標です。
ブレイクアウトの確認 フラッグの下方ブレイクアウトが発生した場合、再び強い下落トレンドに戻ると判断されます。このブレイクアウトは、フラッグのサポートラインを割る価格動きとして現れます。
ターゲット価格の設定 フラッグのブレイクアウト後のターゲット価格は、フラッグ形成前のポール部分の長さを基準に設定します。この長さをブレイクアウトポイントに減算することで、次のターゲット価格を予測します。

まとめ

下降フラッグは、テクニカル分析における強力なトレンド継続パターンの一つです。
正しく判定するためには、急激な下落トレンドの確認、フラッグの形状、出来高の変化、ブレイクアウトの確認、そしてターゲット価格の設定に注意することが重要です。これらのポイントを押さえて、下降フラッグを有効に活用したいと思います。

 

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