デイトレードにおける板の空白が示すリスクと対策

板読み

こんにちは!会計士のくせに会計情報を使わないデイトレ初心者「TOREKATSU」です。

「相場が狙った価格帯にきた!よし、今すぐエントリー!」と、
成行注文したところ、想定外の価格で約定してしまったことはないですか?

ぼくは今日、これを体験し、痛い結果となりました。
想定外の価格で約定してしまうことと本記事に関連がありそうです。

今日は、株のデイトレードにおいて、板で買い数量や売り数量が空白の価格帯が不連続に存在する状況について勉強した内容をシェアします。

この状況が何を示唆しているのか、デイトレ上のリスク、注意すべき点、考えられる対策について調べた結果の備忘録です。

板の空白が示すこと

板(オーダーブック)には、通常は価格ごとに買い注文や売り注文が並んでいますが、特定の価格帯で注文が空白になっている場合があります。

下記画像は、数量が飛び飛びになっている今日の実際の板です。
私がエントリーしたときはもっと飛び飛びでしたが、相場が動いてから若干埋まってきたタイミングの画像です。
(画像は、楽天証券のマーケットスピード2の画面です)

このような状況が何を示唆しているのか、調べてみました。
まとめると以下の通りです。

状況 示唆すること
買い数量や売り数量が不連続で空白がある 流動性の低下や市場の不確実性が高まっていることを示唆。
価格帯に空白がある 特定の価格帯における売買意欲の欠如や市場参加者の不在を示唆。

デイトレ上のリスク

板の空白がある状況では、いくつかのリスクが考えられます。
これらのリスクを理解し、適切に対処することが重要とのことでした。
調べた結果、私が今日エントリーしたタイミングは、エントリーすべきタイミングとは言えなかったと強く感じます。
肝に銘じておきたいと思います。

リスク 説明
流動性リスク 取引が成立しにくく、売買がスムーズに行えないリスク。
価格変動リスク 空白の価格帯を通過する際に価格が急変動するリスク。
スリッページリスク 意図した価格で取引が成立せず、予想外の価格で取引が行われるリスク。

注意すべき点

デイトレードにおいて、板の空白に注意するためには、以下のポイントを押さえておこうと思います。

注意点 説明
板の流動性を確認 板の状況を常に監視し、流動性が低い場合は取引を控える
価格帯の空白に注意 空白の価格帯を避け、取引が集中している価格帯を狙う。
ストップロスを設定 価格変動リスクに備え、適切なストップロスを設定してリスク管理を徹底する。

考えられる対策

板の空白がある状況に対処するためには、いくつかの対策が考えられます。以下にまとめました。

対策 説明
流動性の高い銘柄を選ぶ 流動性が高く、買い注文や売り注文が均等に分布している銘柄を選択する。
リアルタイムの情報を活用する リアルタイムのニュースや市場情報を活用して、急な価格変動に備える。
小口での取引を心がける 大口の取引を避け、小口での取引を行うことでスリッページリスクを軽減する。

まとめ

株のデイトレードにおいて、板の状況を正確に把握することは非常に重要です。買い数量や売り数量が不連続で空白がある状況は、流動性の低下や市場の不確実性を示唆するため、取引には注意が必要です。リスク管理を徹底し、適切な対策を講じることで、安全で効果的なデイトレードを実現しましょう。

タイトルとURLをコピーしました